花き業界は発展業種!?2005年08月21日 12時35分01秒

東京都中央卸売り市場の今年度のセリ人試験の結果が発表されました
部門別合格者()内は女性 東京都売上
①青果26人(1人) 売上5300億円
②食肉2人(1人)    1080億円 
③花き27人(7人)    960億円
④水産31人(1人)   5500億円
ではそれに手数料率を入れて業界規模を算出すると
①野菜8.5%、果実7% 平均 7.75%  手数料 約400億円
②食肉3.5% 手数料 約38億円
③花き9.5% 手数料 約91億円
④水産5.5% 手数料 約302億円
では合格者一人当たりでは
①青果 15.4億円
②食肉 19億円
③花き 3.4億円
④水産 9.8億円
となりました。これをどう思うか?
確かに単年度で比較するのは統計上の問題が生じますが、中央卸売り市場の手数料自由化は2年後に迫っており、卸各社は経営体力の増強を図っています。その嵐の前に起きている状況なのです。
私は、花きが今後伸びていく業種・業界の発しているシグナルだと思います。確かに、他品目に比べ種類の多さは比較にならぬ位であり、専門性がより必要な業界であり、細かな仕事(中小業者対応)が多いという特徴はあるにせよ、今後の日本の経済発展余地を残した部門である証だと思います。皆さんはどう思いますか?