今年の1月から5月を振り返って2006年07月07日 22時37分27秒

農水省のデータで遊んでみました
今年の1月~5月の累計資料です。
切花全体では、対前年比で出荷量100%、単価100%ですが・・・

個別のデータです。
  品目 数量前年比 単価前年比
1 ばら 95% 112%
2 ガーベラ 99% 108%
3 デルフィニウム 91% 108%
4 トルコギキョウ 96% 107%
5 洋ラン類 96% 105%
6 カーネーション 99% 105%
7 アルストロメリア 104% 100%
8 りんどう 78% 100%
9 フリージア 99% 99%
10 スターチス 99% 99%
11 ゆり 102% 98%
12 グラジオラス 105% 96%
13 チューリップ 102% 95%
14 宿根かすみそう 102% 95%
15 スイートピー 105% 94%
16 きく 102% 92%
17 ストック 115% 86%

単価の対前年比の高い順の並びです
重油の高騰、寒い4月、前年の台風・・・
いろんな要因があります。

基本的に出荷量が多いものほど、単価安の傾向がはっきりしています。
どういうことか・・・
考えられる事は、お花屋さんの買う花材が変化していないのでは?

いろんな花材、産地には特定の花屋さんがついていて
その産地、品目の出荷量で価格のブレが出ているのでは?

つまり、慣れた産地、慣れた品目のみを使っているのではないでしょうか?
それで、少しの出荷量の増減が需給関係を悪化している
と思われます。

私達産地が出来る事は、少しでもファンを増やして行くしかない!
魅力的な品種ラインナップを組み、日保ちする栽培方法、
環境にやさしい栽培をアピールして
今まであまりガーベラを使った事のない花屋さんや
私達のガーベラを使っていない花屋さんに使ってもらうしかない。

とにかく私達を分かってもらうには、顔を出すしかありません!
7月には3回ほど上京します。
いろんな花屋さんを回る予定ですので
ウナギパイを楽しみにしていてください。

コメント

トラックバック