最新!日本の花き業界の現状2007年01月07日 19時03分12秒


農水省のHPに最新の花きの現状レポートが掲載された
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/flower/situation.pdf
17年3月以来の最新バージョンです

農水省では、今年2/27に、第4回花き生販連携交流会を
京都で開催する
国内農業の復活を目指した新戦略が発動するぞ

日本はオーストラリアとのFTA締結交渉に入った
今までの、タイ、フィリピン、マレーシアとは別格の農業大国
昨年は干ばつ被害に襲われたとはいえ、世界有数の農業国家

花はもともと輸入自由化されているが
野菜、果実等では少なからず影響が出る
そして、花への転換を促すかもしれない
何より、産地の大型化、低コスト化を促進する
東北地方などは原子力補助金などで、花団地を作る構想があるとも聞く

WTIは50ドル前半まで下落し、一服状態だが
ユーロ高の影響で、輸入苗の価格は相当上がるだろう
円は依然として安値圏、それを主導しているのは
有り余った日本の個人マネー・・・
金利が高い海外金融商品買いの動き

景気回復といわれる日本だが
消費に回るはずのお金で、海外買いに使われている

花の産業規模は、永らく一兆二千億円といわれているが
実態は、小川先生の言われるとおり7000億円程度
ラーメン業界の規模と同じらしい

個人だ、共選だ!
と騒いでいるうちに日本の花卉産業は衰退している
日本の花卉生産者の狭い了見が、衰退させている一因
シェア争い、グレード争いが活性化させていた時代ではない
需要の拡大のために生産者の意識統一が必要だ!!