日本農業の未来・・・2007年05月02日 19時50分27秒


最近のガーベラ価格の傾向
地方の拠点市場(政令都市)の価格が高い
その意味するところ・・・日本農業の未来が凝縮されている

日本の農家は高齢化が進み
年々生産者数は減少している
生き残っている生産者は、ブランド化を目指す

ブランド化の早道は
大都市市場で評価されること
結果・・・大都市市場へ生き残った生産者の荷物が集中

都市市場は、多くの生産物を、品質、量・・によって
価格差をつけて販売
価格競争に負けた生産者は、品目転換か廃業・・・・

地方市場は、近郊の小規模生産者の減少と
やる気生産者の中央志向によって、荷集めが窮地に
結果、高価格で・・・

来週迎える、母の日Week・・・
カーネは、国産、輸入ともに不作が伝えられている
バラは潤沢のようだが・・・
PCガーベラは例年通りの出荷量を確保出来そうです

私達は、全国9市場に出荷している
基本的にシェアで分荷している

中央市場でのブランドを確立させるのか
地方市場へ重点配分して、利益を追うのか・・・

産地ごとに販売戦略があり、
市場ごとの荷集め方法がある

しかし・・・一番大事なのは
誰にPCガーベラを使って欲しいのか
どの花屋さんに喜んでもらいたいのか
その、販売ポリシーが問われている!!

生産者の皆さん・・・
花を使うのは、花屋さんです!!