企業買収TOB2007年07月10日 12時28分07秒


外資系投資ファンドが日本企業に買収を仕掛けている

ブルドッグソース、天竜製鋸、を筆頭に
日清食品、キッコーマン、アデランスなどを大量保有している

そして・・・昨日
ブルドッグソースが株主総会で可決した、買収防衛策が
東京高裁で認可された・・・結果
ブルドッグを始め、投資ファンドが保有する株式が大幅下落・・・
果たして、投資ファンドはワル者か?

TOBを仕掛けられた企業の株価は高騰し
一般投資家にも注目され、実態以上の評価を受け
株式保有者に多大な利益を生んでいた

村上ファンド、ライブドアの栄光と挫折
猛威を振るう外資系ファンド
それに飛び乗る一般投資家
一般投資家にとって、値動きの激しい株ほど面白く
PER、PBR、ROE・・・株式会社の経営指標は
それらの人々には興味のない事

私は、多少株式を持っているが
長期投資こそ利益だと思っている
配当や株主優待を考慮している

投資効率を上げるため短期的な利益を狙う投資ファンド
割安に放置された企業が脚光を浴びる
確かに株価が上がれば、株主は儲けられる

だからこそ言いたい
買収防衛策は基本的に、株式を発行して
資本金を多くして、一株利益を薄めてしまう
株主にとってそれが長期的利益に繋がるのか?
経営者の自己保全ではないのか?
多くの問題と示唆に富んでいる!!