世界の目が日本に・・・2010年03月23日 10時35分09秒

小売需要の活性化は
花き業界の願いであり
生き残りの必須作戦

ガーベラ屋ができる事は・・・
品種バラエティーの確保

先日
カーネーションの世界大手
オランダのセレクタ社の
トップ3が来訪し
意見交換しました

セレクタ社は
カーネの他に
カスミ、ガーベラも育種している
コロンビアのガーベラ生産では
取り扱いNo1との事

私たちにはあまりなじみの無い会社
もちろん、フランシスコの育種会社として
知ってはいたが
メジャーなガーベラ品種は皆無

そんな状況の中で
どうして、セレクタ社が来訪したか?

世界的な花き不況により
主力のカーネーション部門が激減
オランダや南米諸国の不振によって
相対的に、日本の地位が上がっており
(キリンの清水社長の情報)
日本のマーケット調査に来たとの事

小売の活性化を標榜する私たちとしては
各メーカーの、品種開発が活性化することで
より魅力的な品種を提供し
消費者に喜んでもらえるのだが・・・

種苗会社が、日本マーケットに
興味を持つという事は
輸出業者にとっても、同様に
日本の花き需要は
魅力的に写っているはず

不況に嘆いている
日本の生産者たちだが
海外の農家は、もっと危機的な状況
閉鎖的な日本マーケットのおかげで
海外の激変の荒波が
私達には届いていないのが現実

セレクタ社が教えてくれたのは
種苗会社の危機意識の高さと
本格的なクロフネの襲来が
そこまで来ている現実でした!!

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