6月の花き価格2010年07月15日 09時40分05秒

東海地方の某県の
今年の6月の花きの価格です

品目名 前年比 累計前年比  計2年前
輪きく 113% 107% 117%
小菊 101% 104% 123%
夏小菊 99% 110% 130%
スプレー菊 102% 107% 122%
菊類計 108% 107% 119%
アガパンサス 94% 94% 102%
アスター 92% 114% 193%
アマリリス 97% 108% 94%
アンスリューム 82% 76% 76%
オーニソガラム 125% 92% 70%
カーネーション 121% 119% 101%
ガーベラ 97% 109% 96%
かすみ草 90% 96% 93%
スターチス 102% 107% 108%
ストレリチア 65% 126% 124%
デルフィニュウム 118% 103% 110%
トルコギキョウ 111% 107% 103%
花菖蒲 39% 108% 99%
バラ 98% 105% 111%
ヒマワリ 88% 108% 118%
オキシペタルム 90% 93% 85%
ユリ 106% 108% 85%
洋蘭類 94% 96% 96%
クルクマ 82% 84% 104%
ソノタ切花類 105% 111% 97%
切花類計 104% 107% 106%
アスパラガス 105% 105% 100%
ホオズキ 87% 87% 103%
ソノタ切葉類 101% 118% 88%
切葉類計 108% 105% 93%
孔雀ヒバ 119% 113% 110%
サカキ 107% 105% 104%
シキミ 107% 103% 112%
ソケイ 114% 112% 125%
ユーカリ 117% 115% 85%
雪ヤナギ 100% 99% 88%
ソノタ枝物類 112% 147% 99%
枝物類計 109% 113% 107%
総   計 104% 108% 106%

単価自体は絶好調・・・ですが
出荷量は各品目で大幅減
売上げはやっと前年並みとなっています

5月、6月の低温の影響で
路地系の品目が大幅出荷減
キク類も
高齢化の影響なのか
大幅な出荷減が続き
真空地帯の上昇という状況

特に、枝物の減少は強烈
産地の高齢化が顕著な品目

一方、ガーベラやトルコは
前年並みの出荷量
トルコは大幅高でしたが
ガーベラは小幅安
明暗が分かれました

バラは、出荷減と単価安
全国的な傾向として
ヒートポンプの影響なのか
暖地と高冷地の境がなくなり
ジリ安傾向に歯止めがかからない

日本経済は
リーマン前に戻ったとの指標があり
上場企業の手元資金は
ハブル時代も含め
過去最高との情報だが
そのお金が
日本国内に還流せず
中国やインド等への
進出資金に使われている

私の次女は
大学4年生なので
就活だったが
次女の大学が強かった
金融・保険業界は
外国人の比率が大幅に上昇し
相当厳しい状況だったらしい

政治の混乱による
経済復興の遅れと
少子高齢化に手を打てない政府
日本の企業が
日本を見限っている状況

花き需要は
70%が法人等の業務需要
個人消費はわずか30%

世界3位の花き生産国なのに
今まで何も対策を講じなかった花き業界
頼みの、千分の一構想も頓挫・・・

解決策はある!
ライバル関係によって
より良い高品質を目指していた
各品目の生産者が
地域と品目の壁を超え
包括的な提携強化を結び
新たな花き需要を生み出すため
花きを使っていない上場企業と生産者が
直接結びつく事

花屋さんは、デサインと飾りつけ
市場と仲卸は、ロジスを担当
種苗会社は直接、企業と開発目的を明確に

ニュースネタになり
一般消費者への認知、啓蒙が進み
花の持っている
優しいイメージによって
企業も、個人の生活も
潤いのあるモノになっていく・・・

これは・・・妄想ですか・・・!!??