私たちは忘れない!2012年02月26日 10時20分56秒

木曜日と金曜日は
日本ガーベラ生産者機構の第6回全国大会を
宮城県の松島で開催しました
素晴らしい大会となりました
全国の仲間達と絆を深めた二日間でした
大会の詳細は、後日報告します

金曜日は、被災地支援活動
JAいしのまきの藤原さんのプロデュース

朝8時に出発して
子供たちが多数被害に会われた
大川小学校で献花

幸いに被害は少なかったが
校舎は使い物にならず
現在は、3校が合同で授業している
石巻市立橋浦、吉浜、相川の各小学校に
花束とガーベラ贈呈

午後は
ライターのナヲさまが
花の支援事業を行っている
東松島市立図書館へ
花束とガーベラ贈呈

そして、もう5回以上被災地を訪れている
飯田橋生花の小池社長の案内で
津波被害の無残な爪あとも残る
仙台市の荒浜地区で黙祷

震災から1年がたとうとしているが
まだまだ現地は、荒涼した風景が広がり
私達の胸に迫るものがある

私達のような半分観光気分の者たちが
行って良いのか、心配したけど
やはり、現地を見ることが
支援の第一歩

昼食時に、JAいしのまき桃生ガーベラ部会の方々に
震災発生からの状況を詳しくお聞きして
ますますその悲惨さに絶句

会議に参加された地元の方々には
家が全壊された方もあり
その後の、電気と水とガスの無い2週間は
筆舌に尽くしがたい苦労を味わったとの事

復興計画はまだまだ策定、実行されず
仮設住宅は地域の各地に広がり
不安な未来が広がっているのが現実

しかし、当時を笑って振り返る、その明るさに
救われる思いがしました

東松島私立図書館では
多くの美しい女性達たちが
子供たちのために、全国から集まった本を整理して
未来を切り開こうと奮闘していました

私達のガーベラが少しでも
その、お力になれば幸いです

食い物でも、燃料でもない花
その花を見て、愛おしさや、優しさを感じてくれれば
こんな幸せはありません

被災地を回り、地元の皆さんの強さに触れて
勇気を頂いたのは、私達でした

震災から1年が経とうとしています
ボランティアの数は減り
国の支援策は定まらず
原発問題は右往左往
行方不明者もまだまだ多く
震災は未だ続いている方が多数いらっしゃいます

私達は忘れない!
この悲劇を繰り返さないために
自分ができる事を探して行きたいと誓いを新たにした
今回の被災地支援活動でした