終戦ウィークに思う2010年08月15日 11時30分46秒


今週は
月曜日から日曜日まで
第2次大戦を振り返る
終戦ウィーク

広島、長崎の原爆
日航機事故、そして終戦
お盆という行事を挟み
日本の戦後を特集した番組が
多く放送されている

今年は、3月に長崎に行った事もあり
資料館の生々しい写真の数々とともに
原爆について、より身近により悲惨に
そして、尽きる事の無い人間の欲望に
恐ろしさを感じています

イノベーションは
より便利に、より快適に、より簡単に
人間の欲求がその原動力
戦争は、その最大の具象化といわれる

宗教の違い、風土の違い・・・
相容れない人間の根幹部分
いくら声高に、愛を叫んでも
理解できない、されない場面が殆ど

昨日、韓国と日本について
討論する番組を見ていた

近くて遠い、日韓関係
侵略と交易の歴史
見方によって、180度変わる歴史感

いまや、世界の電気産業の王者に君臨する
サムソン
トヨタ、ホンダに肉薄する、ヒュンダイ
その両方とも
日本のマーケットに進出しない現実
それが、今の日韓関係です

歴史を学び、お互いの交流が進み
韓流ブームの日本
韓国を訪れる外国人の1位は日本人
だけど・・・相互理解は進まない

戦争は、相容れない傷跡を残す
ドイツでは、右手をヒョイと上げる挨拶は
厳禁されているとの事
でも、国内では極右の政党が躍進

羨望や悔しさ、恨みは
人間のパワーの源泉にもなるが
争いの根幹に繋がる
宗教でいくら、慈悲の心を訴え理解しても
民族間の紛争はより過激で根が深い

経済戦争、通貨戦争・・・
ワールドカップだって、オリンピックだって
ある種の戦争
あらゆる欲求を現実化させるため
人間は競争している

それが戦争にならないように
人類は、歴史を認識し、理解し
イノベーションを追及していく宿命です