バラとガーベラ ― 2007年04月01日 19時00分40秒

今日から新年度!
まずは、昨年度を振り返ってみた
昨年一年間を通して、単価上昇品目のNo1,2は・・・
バラとガーベラ
しかし、その上昇の原動力になった要因は
随分違っているように感じる
バラの原動力になったのは、婚礼
一昨年より顕著になった、結婚式の単価上昇
レストランウェディングの増加、こだわりの演出会社
ジミ婚から、ハデ婚、こだわり婚への変化
少し前のカラーに代表されるシンプル演出から
カラーバリエーションの豊かな結婚式への変化
その恩恵をもっとも受けたのがバラ!
かたやガーベラは・・・小売需要の増加
青山さん、日比谷さんに代表されるミニブーケの増加
オアシスを使わないアレンジの増加
手土産から、自分へのご褒美へ
フィラフラワーからラウンドスタイルへ
そして国産品、周年流通、価格安!!
それらがガーベラの価格を押し上げた要因
先日、ある花屋の社長との会話・・・
「ガーベラは婚礼での使用率が落ちている・・・」
花にとって、冠婚葬祭はいまだに最大需要
菊の葬式、洋花の結婚式
最近ではボーダーレス&クロスオーバーだが・・・
ガーベラは、小売需要の拡大とともに大きく成長しました
そしてこれからも、需要拡大は小売の拡大しかないのだが・・・
その社長との話の続き・・・
「カーネーションに似ている・・・・」
絶好調に終わった、平成18年度・・・
しかし、多くの不安要因も抱えているガーベラ
まだまだやっていかなくてはいけない事は多い!
景気回復はいよいよ個人消費の拡大局面に入ってきた
花の需要拡大のため、生産者のするべき事は多い
小売の拡大といっても、専門店もあればスーパー、パッカーもいる
結婚式は、リッツカールトンもあればレストランウェディングも
葬式は、斎場もあればホテルでの偲ぶ会も
しかし、ターゲットの明確化は、違う需要を逃してしまう恐れもある
結局今年も私達は、「ガーベラ大使」になるしかない!!
ガーベラの良さ、利点、弱点・・・全ての情報を発信し
いろんな需要、ニーズにあったガーベラを提案し
既存の常識にとらわれないイマジネーションが浮かぶガーベラを
皆さんに提供することが私達の今年の仕事!!
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