浜松PCガーベラBLOG

先日、破綻の報道があった
オランダのバラ、ガーベラ、メリア等の
育種、種苗販売の大手
ｐｒｅｅｓｍａｎ社の
http://www.preesman.com/
引き受け先が決まったらしい

ジャパンアグバイオ㈱清水社長からの
連絡によると
Ｚｅｎａ　Ｒｏｓｅ　Ｋｅｎｙａ社が
ホワイトナイトになった模様です
http://www.zenaroses.com/Zena_Roses/Zena_Roses_Ltd.html

プリースマン社は
オランダのガーベラメーカーとしては
中堅どころだったが
昨年夏に社長が急死して
今年2月に、一気に経営破綻しました

日本向けの優良品種も多く
ミニ赤の日本最大の作付け品種
チェレキやレッドロック
ピンクの人気品種、ブラバ
アプリコットオレンジ系のヒビッド、ユマ
その他に
マリブ、ジャックスパロウ、イザベル・・・

フローリスト社のホルステイン氏と並び
日本向けの品種を多数抱えていました

「・・・今年の苗は大丈夫・・・」
と言われていたが
これで多分来年以降も・・・

しかし・・・今度の会社は
社名にＲＯＳＥが入っており
ガーベラやメリアは切り売りされる可能性も？

日本の花き業界を取り巻く環境は
3.11以降、間違いなく存亡の危機

生産者も、花屋も、市場も、仲卸も
そして、種苗会社も
ここ数年は、淘汰の嵐が吹き荒れそう

世界的なサバイバルレースが
今始まっています

私達生産者は
このレースに勝ち抜くのではなく
生き残りをかけて
傷ついた、ジャパンブランドの再構築を目指し
野菜も畜産も果樹も力をあわせて
ヤル気のある農家で
オールジャパン農家連合の
立ち上がる時です！

PS
今日の写真は
オールジャパン花きチームの両巨頭
MAFFの佐分利室長と
スズキフローリストの鈴木会長です