いつでもおいで子供たち2006年11月12日 13時16分16秒


感動の再会のシーン
昨年、ガーベラ収穫体験教室に参加した幼稚園児が
こんなかわいい小学生になって
ガーベラ畑に帰ってきました!!

「おじさん覚えてるよ!」
泣ける一言・・・繋がっている実感、モチベーションが上がります。

今年も、1月からガーベラ収穫体験が始まります。
今のところ、3ヵ所、150名ほどの予約が入っています。
毎週一回は可能なので、まだまだOKです。
先生、ぜひ子供たちに地元農産物を楽しませてください!
そして大人になってもガーベラ好きでいてね!!

花は決して贅沢なモノではありません!
身近に置いて、心が癒され、自然を感じ、余裕が生まれる。

農作物を作る過程は過酷だけど、
出来た農産物が子供たちを幸せにしている・・・
そんな実感こそ、ガーベラ収穫体験の醍醐味です。

オランダの未来は?2006年11月12日 18時52分11秒

オランダのガーベラ生産農家、種苗会社、ブリッュセルの街
アムステルダムの空気に触れた素直な感想・・・

ホルティフェアは確かにケタ違い、
資材、ディスプレイ、品種展示、商品企画・・・
どれをとっても凄いの一言・・・しかし
言われているほど元気を感じなかった

国内生産者の数は減少、生産量は横ばい
大型化する生産者、拡大する資金投資、新品種導入の低下・・・
オランダ国内に限れば、淘汰の真っ只中という感じでした。

ホルティフェアの狙い・・・
それは、オランダ・ヨーロッパだけでなく、世界中の花農家がターゲット
人件費の高騰に悩むヨーロッパ諸国は
アジア、アフリカ、中南米などの赤道直下の高地に生産拠点を移し
膨大な施設投資をせず、スタンダード品種の作りこみで
スキポール空港経由で世界中に花をばら撒いている。

フランス、ドイツのような穀倉地帯、
イタリア、スペインのような海産物、
農林水産業が国策のような国に共通するものは・・・
施設投資に比較して、安い運転資金で可能な作物

日射量不足という決定的な花作りのポイントがかけているオランダの未来
電照設備、フルオート温室などの投資でカバーしてきたが
石油・天然ガス高、ユーロ高によって持続不可能になりかけている
種苗開発さえも、国外での育種が増えている現状・・・

そして、それは日本の未来!?
打開策はあるのか?

幸い日本は、国内生産のほぼ100%が国内消費
不足分を輸入に頼っている
日経通貨インデックスによると今の円の価値は
1985年当時に遡る水準の円安状況
フェアトレードなんて、夢の出来事になる
輸入品の全面高の様相が・・・

つまり、輸入品の流入が細る可能性大
現実に、オランダの目は、ロシア、ウクライナに向いている

日本は日本生産物のオリジナリティーで勝負の時代
日本で作り、日本で売り、日本で楽しむ
日本人のアイデンティティーに訴える商品開発

景気回復(機械受注が20%減で危険信号が)の日本
花の業界が一丸となって、花の楽しさを訴えること

当然淘汰が始まる
生産者は規模拡大か、特異品目特化か、徹底したローコスト栽培が
求められる。
小売側も、特色ある新鮮な商品、花保ちさせる技術開発・提案が必要

日本人の選別の厳しさはオランダでも有名な事
一種の輸入障壁とさえ言われている

農家の皆さん!! 恐れる事は無い!!
ここからの一歩で世界に太刀打ちできるのです!!