園芸王国愛知県のTPP2011年12月10日 01時00分36秒

先日、講演した豊橋市を始め田原市など
愛知県は、大園芸王国を築いており
バラ、キク、大葉、キャベツ等
全国一の生産量を誇っている

愛知県の農業は、施設栽培を主として
周年出荷品目が多く
他県の追随を許さない
効率経営をしている農家が多い

そんな愛知県のTPPへのスタンスを
日経新聞がレポートしている
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819496E0EBE2E2998DE0EBE3E3E0E2E3E39EEBE3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E4

http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819496E1E2E2E1E38DE1E2E3E3E0E2E3E3EBE6E29FE2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E4

もともと、花き類は関税ゼロ
輸入も輸出も税金は掛っていない品目
いち早く、世界と競争しており
ガラパゴスジャパンの中で
なんとか踏ん張っている品目

しかし、資材や肥料などは
輸入関税だったり輸出関税だったり
円高の恩恵を授かっていないコスト品目が多い

ウルグアイラウンドでは
9兆円もの資金が農業に投入されたが
農道空港や農業交流館など
本業以外に、多数の資金が使われ
農家への直接資金は
ほんとに少なかった

農家の経営改善のためのアシスト資金
仲間づくり、6次産業化、大規模化・・・
今後の農業補助金は
企画書で審査し、資金計画を精査して
直接、農家に投入されなければ
まったく意味を持たない時代

一律の補助行政ではなく
エコファーマー、MPS、GAP、IPMなど
ある一定水準をクリアした農家に
経営改善資金として投下されるべき

TPPの議論の行方は
まだ予断を許さない状況だけど
私の読んだ新聞には

・・・アメリカからの外圧というけど
米国政府はのスタンスは
門戸は開いているので
気が向いたら加盟すれば・・・
そんな米政府高官も多いらしい

日本の農家は
消費者目線に立ち
喜ばれる本物の商品を提供するのみ

輸入品と何が違うかを明確にして
必要なモノを必要な時に生産するのみ

少子高齢化の日本では
全てのパイは小さくなっている
しかし、世界人口はまだまだ増加しており
食糧危機は続いている
農業は世界では最高の成長業種

そんな私達の未来への
ナビゲーターのひとり
なにわ花いちばの宇田先生のブログには
生産者のやるべきこと
方向性が示されています
http://ameblo.jp/udaakira
必見です!

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