次の主役2007年12月15日 13時11分41秒


消費不振の代表選手、牛乳の値上げのニュース
食構造、産地構造のミスマッチのシンボル
牛乳の値上げは私もびっくりしました

安いから、大規模経営に移行し
大きな借金を抱え、シェア拡大して薄利多売で利益確保
しかし、国内産地としては大規模でも
諸外国のスケールには足元にも及ばず
結局、輸入との価格競争で・・・

10月の小麦製品、加工食品の値上げは
いろんな分野で値上げのスパイラルを起こし
いよいよ消費不振の品目に拡大した
花き類も、秋以降は堅調に推移している

継続可能な最低利益の確保は
どの商売にも共通
日本の流通の簡素化を促し
生産者が直接小売との交渉テーブルにつく時代

では、花きはどうなるのだろか?
花き生産額は、7000億円
その中に、品目、品種、等級、産地リレー・・・
産地は野菜に比べ、小ロットが殆ど
花屋さんも、小売業態の中で最小の商売
(世界的にも花屋さんは規模が小さい・・・)

何らかのナビゲーターが必要な品目
改正市場法が18ヵ月後に施行される
その時に、大きな変化が起こるはず

市場なのか、仲卸なのか、小売店なのか?
変化をチャンスととらえる業態は何か?
いや、業態ではなく、意欲のある企業や個人が主導権を握る時代

その時代の主役は誰か?
答は・・・生産者!!
花きの魅力をアピールし、需要拡大作戦を遂行する事業体にとって
品目ではなく、生産者が主役となる時代の到来

私達農業者個人が、主役になる時代はすぐそこに来ている!!

PS
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もう一つの日記゛花業界の独り言゛はこちらからお楽しみください
http://www.ne.jp/asahi/pcgerbera/hp/nikki/nikki01.htm