産地加工2008年08月13日 11時15分08秒


花屋さんとの会話でよく言われるのが
ミックス、小分け、店舗直送・・・
いわゆる産地加工の要求

スリーブやシールなどの販促グッズは当然必須アイテム
産地の荷姿で、直接、店頭に並べられる事で
中間経費、時間を省こうとしています

農産物は、旬を迎えれば
出荷が増大し、価格、流通コントロールが不能となり
市場の調整機能が必要だった

しかし、今は産地が直接花屋さんと結びつく時代
情報交換を密にすればするほど
花市場、仲卸の必要性がなくなっていく

私は、花市場と話するのは
他品目の情報が欲しい時だけ
だからガーベラ担当とはあまり話しをしない

プロのセリ人によって
産地の実力、旬が評価されていた時代は去り
ロット、注文に対しての対応力で
産地の評価が決められる時代

だからプロモーションは、市場ではなく
花屋さんや、消費者向けにする必要がある
そして、そんな情報交換の中で
使いやすい品質、荷姿が決まっていく

現在私達は、100%市場流通となっています
10%を払う価値のある市場なのか?
提案や企画が出来ない花市場に
明日はこない・・・

花屋さんのわがままな要求・・・
しかし、それこそ産地が生き残る唯一の道です!