名目金利と実質金利 ― 2011年09月07日 21時17分03秒

明日は、愛知県に視察
明後日は、東京で
日持ち保証販売のプロジェクト
第一回の委員会に参加
ということで
二日間ほどブログアップ出来そうも無いので
本日、2回目のアップ
最近の超円高に伴って
新聞紙上を賑わしている言葉
名目金利と実質金利
ホント恐ろしい事態となっています
日本はバブル崩壊以降
土地の値下がりと円高による輸入品安によって
モノの価格が下がり続けています
これをデフレと言います
ここで名目金利と実質金利がキーワード
モノの値段が下がることによって
例えば・・・
今日は¥100の花が
来年は¥99になる事を言います
インフレとは逆に
今日は¥100の花が
来年は¥101になる事を言います
通常、好景気といわれるのが
このなだらかな物価上昇の状態
デフレの日本では
これに金利をかけると
今持っている現金の¥100は
来年は¥101円の価値となる
つまり、金利1%
現在日本の公定歩合は、ほぼ0%なので
実質金利は1%
例えば米国は
インフレ率1%で
名目金利は2%程度なので
実質金利は1%
ほぼ日本と同じ水準となり
金利差による円安は無い状況
日本の現在の状況が怖いのは
キャッシュや預金を投資せず
保管しておいた方が
良くなるという事
つまり、デフレ日本では
投資しない事が
有利に働いてしまう状況です
こんな状況では
ベンチャー投資や設備投資
リスクを伴う株式投資に
資金が回らない
私達生産者も
施設への投資をせず
キヤッシュを保有していないと
大変な事になる
しかし、下がり続ける価格に対応し
コストダウンを図る投資
ヒートポンプや2重カーテンへは
投資しないと
農業経営そのものが破綻してしまう
円高の日本では
円として国内に投資するのは
リスクとなっており
有力企業は
海外企業を買収し
海外に工場を建てている
もちろん私達生産者にとっても
海外生産のチャンスだし
今後震災復興の切り札として実施される
農業特区への参入も期待が高い
私達日本の農家の最善の道は
減少し続ける花き需要の拡大を目指し
地域や品目を越えた
スーパー生産者連合による
花の効能アピール作戦の実施と
業界内外の有力企業と組んで
コストダウンと新しい価値の創造
これしかない!!
明後日は、東京で
日持ち保証販売のプロジェクト
第一回の委員会に参加
ということで
二日間ほどブログアップ出来そうも無いので
本日、2回目のアップ
最近の超円高に伴って
新聞紙上を賑わしている言葉
名目金利と実質金利
ホント恐ろしい事態となっています
日本はバブル崩壊以降
土地の値下がりと円高による輸入品安によって
モノの価格が下がり続けています
これをデフレと言います
ここで名目金利と実質金利がキーワード
モノの値段が下がることによって
例えば・・・
今日は¥100の花が
来年は¥99になる事を言います
インフレとは逆に
今日は¥100の花が
来年は¥101になる事を言います
通常、好景気といわれるのが
このなだらかな物価上昇の状態
デフレの日本では
これに金利をかけると
今持っている現金の¥100は
来年は¥101円の価値となる
つまり、金利1%
現在日本の公定歩合は、ほぼ0%なので
実質金利は1%
例えば米国は
インフレ率1%で
名目金利は2%程度なので
実質金利は1%
ほぼ日本と同じ水準となり
金利差による円安は無い状況
日本の現在の状況が怖いのは
キャッシュや預金を投資せず
保管しておいた方が
良くなるという事
つまり、デフレ日本では
投資しない事が
有利に働いてしまう状況です
こんな状況では
ベンチャー投資や設備投資
リスクを伴う株式投資に
資金が回らない
私達生産者も
施設への投資をせず
キヤッシュを保有していないと
大変な事になる
しかし、下がり続ける価格に対応し
コストダウンを図る投資
ヒートポンプや2重カーテンへは
投資しないと
農業経営そのものが破綻してしまう
円高の日本では
円として国内に投資するのは
リスクとなっており
有力企業は
海外企業を買収し
海外に工場を建てている
もちろん私達生産者にとっても
海外生産のチャンスだし
今後震災復興の切り札として実施される
農業特区への参入も期待が高い
私達日本の農家の最善の道は
減少し続ける花き需要の拡大を目指し
地域や品目を越えた
スーパー生産者連合による
花の効能アピール作戦の実施と
業界内外の有力企業と組んで
コストダウンと新しい価値の創造
これしかない!!
新潟の皆さん、今度の講演は・・・ ― 2011年09月09日 09時48分27秒

昨日は、静岡県農業経営士会で
愛知の大型バラ団地
レインボーローズと
日本フラワービジネス大賞を昨年
一緒に受賞した
角田ナーセリーを視察
岐阜駅前で懇親会
中身の濃い視察でした
その感想はまた明日以降にアップします
ほんとは泊まりの日程だったが
今日は、今から東京へ
日持ち保証販売プロジェクトの委員会のため
法政大学に行きます
さて、来月、新潟県の花き勉強会において
藤野正己部会長が
講演いたします
3.11の時
新潟県で開催されていた
花の展示会に
浜松代表として参加していたのが
正己部会長
今回はそのご縁で呼ばれました
1、主催・共催/食と花の世界フォーラム組織委員会、新潟市
「春一番、にいがた花三昧。」連絡会議(予定)
2、日時/平成23年10月6日(木)(予定)
勉強会:15時~18時
懇親会:18時30分~20時
3、会場/新潟東映ホテル(新潟県新潟市中央区弁天2-1-6)
4、定員/80人(先着順)
5、対象/生産者・流通・小売等の花き産業関係者
6、◆勉強会【地域・生産者が連携して取り組む『花き販売戦略』】
(1)ちば花と緑の会
「売れる花づくりを目指して(仮題)
~生産者、流通、販売関係者、行政のパートナーシップの構築」
講師:千葉県農業改良課 伊東 直美
(2)浜松PCガーベラ
「生産者間の連携、花の見せ方・売り方」
講師:浜松PCガーベラ 藤野正己部会長
浜松PCガーベラ 山本素志販売委員長
(3)ハイポネックス・ジャパン
「マーケティングと、それを活かした新しい商品づくり」
講師:吉田(テクニカルサポート室 部長)
7、懇親会・意見交換会
会費:5,000円
正己部会長は
農水省や花屋での講演を多数行い
トークの上手さで部会一の呼び声
素晴らしい販売哲学と栽培センスを持っています
今回は、いつものマックパージョンではなく
新しいプレゼンを用意していますので
期待してください
新潟県の皆さん
たくさんのご来場をお待ちしています
PS
ちなみに、新潟県のこの事業は
私達の提案も採択された
日本花普及センターの募集事業です
何かとご縁があります
愛知の大型バラ団地
レインボーローズと
日本フラワービジネス大賞を昨年
一緒に受賞した
角田ナーセリーを視察
岐阜駅前で懇親会
中身の濃い視察でした
その感想はまた明日以降にアップします
ほんとは泊まりの日程だったが
今日は、今から東京へ
日持ち保証販売プロジェクトの委員会のため
法政大学に行きます
さて、来月、新潟県の花き勉強会において
藤野正己部会長が
講演いたします
3.11の時
新潟県で開催されていた
花の展示会に
浜松代表として参加していたのが
正己部会長
今回はそのご縁で呼ばれました
1、主催・共催/食と花の世界フォーラム組織委員会、新潟市
「春一番、にいがた花三昧。」連絡会議(予定)
2、日時/平成23年10月6日(木)(予定)
勉強会:15時~18時
懇親会:18時30分~20時
3、会場/新潟東映ホテル(新潟県新潟市中央区弁天2-1-6)
4、定員/80人(先着順)
5、対象/生産者・流通・小売等の花き産業関係者
6、◆勉強会【地域・生産者が連携して取り組む『花き販売戦略』】
(1)ちば花と緑の会
「売れる花づくりを目指して(仮題)
~生産者、流通、販売関係者、行政のパートナーシップの構築」
講師:千葉県農業改良課 伊東 直美
(2)浜松PCガーベラ
「生産者間の連携、花の見せ方・売り方」
講師:浜松PCガーベラ 藤野正己部会長
浜松PCガーベラ 山本素志販売委員長
(3)ハイポネックス・ジャパン
「マーケティングと、それを活かした新しい商品づくり」
講師:吉田(テクニカルサポート室 部長)
7、懇親会・意見交換会
会費:5,000円
正己部会長は
農水省や花屋での講演を多数行い
トークの上手さで部会一の呼び声
素晴らしい販売哲学と栽培センスを持っています
今回は、いつものマックパージョンではなく
新しいプレゼンを用意していますので
期待してください
新潟県の皆さん
たくさんのご来場をお待ちしています
PS
ちなみに、新潟県のこの事業は
私達の提案も採択された
日本花普及センターの募集事業です
何かとご縁があります
ウィルス勉強会 ― 2011年09月10日 10時45分50秒

最近、花の世界で
ウィルスが引き起こす病気が
問題になっている
代表的なのは
TSWV(トマト黄化えそウイルス)
http://www.jppn.ne.jp/miyazaki/400/panfu/h17_tswv.pdf#search='TSWV'
小さなハエのようなスリップスという虫が
ウィルスを媒介し
植物を枯死させてしまう
当然、伝染力も強い
植物では、ウィルスは一度感染すると
防除したり、治癒させることが出来ない
同様なモノで、菌類は
(うどんこ病、ボトリチス、カビ等)
防除も治癒も可能
ウィルスはDNAで
菌は生物なのです
http://www.pefmix.com/saikin.html
今回、ジャパンアグリバイオが
ウィルスについての研修会を開催
部会員みんなで勉強しました
結論は
ウィルスを媒介する虫類を
防除するしか
対処は無いとの事
初期症状を早期発見し
株を廃棄
媒介虫を防除
やはり、基本に帰るしか無いらしい
誰か何か言いましたか・・・
私はウィルスではありません!?
ウィルスが引き起こす病気が
問題になっている
代表的なのは
TSWV(トマト黄化えそウイルス)
http://www.jppn.ne.jp/miyazaki/400/panfu/h17_tswv.pdf#search='TSWV'
小さなハエのようなスリップスという虫が
ウィルスを媒介し
植物を枯死させてしまう
当然、伝染力も強い
植物では、ウィルスは一度感染すると
防除したり、治癒させることが出来ない
同様なモノで、菌類は
(うどんこ病、ボトリチス、カビ等)
防除も治癒も可能
ウィルスはDNAで
菌は生物なのです
http://www.pefmix.com/saikin.html
今回、ジャパンアグリバイオが
ウィルスについての研修会を開催
部会員みんなで勉強しました
結論は
ウィルスを媒介する虫類を
防除するしか
対処は無いとの事
初期症状を早期発見し
株を廃棄
媒介虫を防除
やはり、基本に帰るしか無いらしい
誰か何か言いましたか・・・
私はウィルスではありません!?
平成23年度花き関係者ネットワーク構築モデル ― 2011年09月11日 20時59分45秒

当選しました!
日本花普及センターが公募した
平成23年度花き関係者ネットワーク構築モデルの募集
全国から応募された、20個の提案から
静岡県花き生産者マーケティング研究会の
「職場等における花の効用確認による新たな需要開発」
県内の上場企業の
オフィス、工場に花を提供し
社内の人間関係の改善や
工場の歩留まり、事故率を減少させ
結果として
今まで花に触れ合う機会の無かった
会社員の花き需要拡大を目指します
実は、私達はこれ以外に二つ
合計3個の提案をしたけど
採択されたのは一つだけでした
少し落ち込んでいたが
全国から寄せられた20件の
素晴らしい企画の中で
私達の提案が当選したことが
奇跡的な事でした
私達のような
任意の生産者組織は
花はあるけど資金が無く
意気込みだけでは
実現できないことばかり
このような補助事業は
私達の背中を押してくれる
さて・・・
農水省や経済産業省の
補助事業を
もう一度、しっかり精査して
企画書作りに励みます
PS
今日の写真は
静岡県・・・研究会会長の
JA大井川バラ部会の坂本会長と
我らがチエちゃんとのショット
坂本さん・・・にやけ過ぎですよ!?
日本花普及センターが公募した
平成23年度花き関係者ネットワーク構築モデルの募集
全国から応募された、20個の提案から
静岡県花き生産者マーケティング研究会の
「職場等における花の効用確認による新たな需要開発」
県内の上場企業の
オフィス、工場に花を提供し
社内の人間関係の改善や
工場の歩留まり、事故率を減少させ
結果として
今まで花に触れ合う機会の無かった
会社員の花き需要拡大を目指します
実は、私達はこれ以外に二つ
合計3個の提案をしたけど
採択されたのは一つだけでした
少し落ち込んでいたが
全国から寄せられた20件の
素晴らしい企画の中で
私達の提案が当選したことが
奇跡的な事でした
私達のような
任意の生産者組織は
花はあるけど資金が無く
意気込みだけでは
実現できないことばかり
このような補助事業は
私達の背中を押してくれる
さて・・・
農水省や経済産業省の
補助事業を
もう一度、しっかり精査して
企画書作りに励みます
PS
今日の写真は
静岡県・・・研究会会長の
JA大井川バラ部会の坂本会長と
我らがチエちゃんとのショット
坂本さん・・・にやけ過ぎですよ!?
愛知県の凄い奴!レインボーローズ! ― 2011年09月12日 10時25分19秒

静岡県農業経営士会の視察で
日本有数のバラ生産者組織
農事組合法人レインボーさんと
オリジナル商品と楽しい企画で有名な
花苗生産のトップブランド
角田ナーセリーさんに行きました
レインボーローズは
平成15年に、1.5haという大規模団地を造成し
会員9名で、約2万坪という巨大生産者軍団
まさに日本の最新設備の見本市
ヒートポンプ、クーラー、ナトリウムランプ
大掛かりな外部遮光装置、LEDランプ・・・
台湾やイスラエルからの輸入素材を多用して
低コストで丈夫な施設で
高品質生産をしていました
http://www.rainbow-nishimikawa.com/kumiaigaiyou.htm
代表の大須賀さんの自信溢れる対応
生産者主導の組織運営と販売戦略
常に最新の栽培システムを導入して
夏場でも輸入品以上の品質を維持しています
ほんと、素晴らしい施設環境でした
一緒に行った
静岡県のバラ生産者も
これほどの高度施設は中々無い
感動していました
JA大井川バラ部会の坂本会長から
「・・・レインボーは凄いよ・・・」
事前の情報どおりでした
バラ業界は
円高による輸入品増と
業務の縮小による単価安のWパンチ
ヒートポンプを導入しても
エナジーコスト、肥料高を
吸収できず苦闘している
それは、そのままガーベラも同じ
バラは、切り花の女王さま
今月号の「花時間」はバラ特集
その品種の多様化と
新しいセールスポイントを持つ
新品種の多いこと
バラが頑張ってくれないと
ガーベラの浮上も無い
これが本音です
元気なバラ生産者と会って
ますます他品目との連携こそ
私達に必要だと痛感しました
日本有数のバラ生産者組織
農事組合法人レインボーさんと
オリジナル商品と楽しい企画で有名な
花苗生産のトップブランド
角田ナーセリーさんに行きました
レインボーローズは
平成15年に、1.5haという大規模団地を造成し
会員9名で、約2万坪という巨大生産者軍団
まさに日本の最新設備の見本市
ヒートポンプ、クーラー、ナトリウムランプ
大掛かりな外部遮光装置、LEDランプ・・・
台湾やイスラエルからの輸入素材を多用して
低コストで丈夫な施設で
高品質生産をしていました
http://www.rainbow-nishimikawa.com/kumiaigaiyou.htm
代表の大須賀さんの自信溢れる対応
生産者主導の組織運営と販売戦略
常に最新の栽培システムを導入して
夏場でも輸入品以上の品質を維持しています
ほんと、素晴らしい施設環境でした
一緒に行った
静岡県のバラ生産者も
これほどの高度施設は中々無い
感動していました
JA大井川バラ部会の坂本会長から
「・・・レインボーは凄いよ・・・」
事前の情報どおりでした
バラ業界は
円高による輸入品増と
業務の縮小による単価安のWパンチ
ヒートポンプを導入しても
エナジーコスト、肥料高を
吸収できず苦闘している
それは、そのままガーベラも同じ
バラは、切り花の女王さま
今月号の「花時間」はバラ特集
その品種の多様化と
新しいセールスポイントを持つ
新品種の多いこと
バラが頑張ってくれないと
ガーベラの浮上も無い
これが本音です
元気なバラ生産者と会って
ますます他品目との連携こそ
私達に必要だと痛感しました
最近のコメント