スタンダード品種は必要か?2005年11月14日 17時32分00秒

バラのローテローザ、カーネーションのフランシスコ、菊の神馬、
スプレー菊の舞風車、カスミの雪ん子・・・・

少しちがうかも知れませんが、どの花にも代表品種がある
ガーベラの代表品種はと聞かれたら・・・・?

私は、スタンダードを作らないことが、品目の活性化だと思っている。
代表品種に頼った販売は、花屋さんの創造性の欠如をもたらし、
「飽き」を生み、「新規性」「驚き」「感動」を失うと思っている。

ブログの意見の中で、スタンダードの必要性が述べられていた。
本当にそうですか?
流通経路の簡素化、品種のカタログ商品化、ネット時代の見本花活用、
スタンダード化には利点も多い、
花き流通量の第4位となったガーベラは、「成熟品目」になったと
言うことかもしれない。

しかし、釈然としないのです!
本当にガーベラにスタンダード品種は必要ですか?
今後のプロモーション、販売方針の為に
皆様の意見を教えてください。お願いいたします。

コメント

_ カンケ ― 2005年11月14日 20時36分17秒

ベーシックアイテム、、、、と考えた方がよいのではないかと思います。
 ×色ならこの品種、◎色ならこの品種というようなことではないでしょうか?
 当然価格は中値推移か少し安値推移品種になります。
 かすみ草の場合はBFがずっとスタンダードでした。それが雪ん子に変わりました。ところが用途がいろいろと分化しているので、ベーシックアイテムとして雪ん子・ニューラブ・ミリオンスター(それぞれに花の大きさが中・大・小)、、、、、トレンド品種としてアルタイル、、、ピュアスプリング、、、、という具合です。

_ マツヤマ ― 2005年11月14日 21時55分18秒

「どうしてもこれでないとダメ」というのはブライダルの人だけです。ブライダルでは芯シロで各色、大小、どうしても必要だと言われます。それ以外でどうしても代品がないという種類はあまり無いように思います。
いつも困ったと思うのは海外の苗の供給によって大事な品種がなくなるということですよね。

_ マック鈴木 ― 2005年11月14日 22時08分05秒

ちょうど大田花きの社長レポートの題材と一致しました。どうも流通の簡素化のための品種整理のような気がしてしまう、疑り深い私です。小売屋(花屋・スーパー)などの販売の最前線の方の意見はどうなんでしょうか?

_ hanaya ― 2005年11月15日 08時21分33秒

ブログにまで取り上げていただき申し訳ないようjなありがたいような、、、
わたしが申し上げたかったのはカンケさんの意見とほぼ同様です。
付け加えていうならばベーシックアイテムと成り得る優秀な品種『売って良し(花屋)、買って良し(消費者)』と意識付けされる品種が無い品目は、いくら流通量は多くても、川下からは品目自体を意識付けできないような気がします。

これは品目の活性化とは全く別の問題と考えていいと思います。
単純に「ガーベラと言えば」となったときに万人に思い浮かぶ統一したものです。もちろん品種でなくても色でもよいのではないでしょうか。exチューリップといえば普通は赤いチュリップのように。

_ 花咲じじい ― 2005年11月15日 10時48分28秒

ほぼ同意見です。
小売と業務需要では多少の違いがあると
思います
小売ですと品種ではなく色のみで選ばれます
芯黒、芯白もあまり関係ない気がします。

婚礼で使用するときはどうしても微妙な色が
ほしいことが多く、例えば10月下旬から11月初旬など
ユマではなくミノウが必要って感じです。

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