共選産地と個選産地、あなたはどっち派ですか?2006年04月08日 22時01分41秒

花の産地には2通りの出荷形態がある。
共選・・小さな個人の荷を集めてロットを大きくし、大市場でのシェアを高める
個選・・あくまで個人の名で出荷し、こだわりを全面に出して販売

いろんな見方があると思いますが、花屋さんはこの2つを
どう思っているのだろう?

バラでは、市川、後藤、浜田、国枝・・・
ガーベラでは、サギヤマ、寺田、ヤママサ・・・
トルコ、ラナン、ダリア・・・

花時間にもよく掲載される人たちです。
少量の特殊品種を高値で売り、育種もしてオリジナル品種も多数
保有している方たちです。
オリジナル品種の売り方は大変上手で、私達にはとても真似できません。

希少価値はどんな基準で作られるのだろうか?
花屋さんの自己満足ではないだろうか?
共選産地にも、品質に絶対的な自信を持ち、オリジナルを抱えていてる
産地は多数あるのだけど・・・

市場側も、少量で高値を付けやすいので、
各品目に有名個選を抱えている。
カリスマにさせやすいからだろう。

共選産地も個性を出す時代、生産者の顔が浮かぶ産地になりたい。
そして、個人に負けない品質・品種を保持し、適正価格での販売に
注力します。
各品目でカリスマがリーダーになって、需要を伸ばした歴史から
グループ力と、全国産地横断の協力体制で、新たな需要を創造する
産地へと変貌出来るかが、今後の課題です。

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