野菜生産者と共同で・・・2010年07月09日 08時43分02秒

生産者は、その昔は
地域で同じ品目を作り
みんなで共同販売していた

不安定な路地栽培から
周年の施設栽培へと移行すると同時に
各生産者が、いろんな品目へ動き
それぞれが、各品目のプロになり
いつしか、地域の交流は無くなっていった

違う品目だから、違う販売方法だから
相互理解は進まず
地域全体が地盤沈下
悪くすると、農業者同士でいがみ合い・・・

そんな状態はおかしい
農業者はみんな同じような問題を抱えている
青果も、生花も、畜産も・・・
根っこの問題は同じ

コスト削減、有利販売
だったら、出来る事から始めよう

私達は、養液栽培に使う肥料を
野菜の人達と共同購入することにしました

もともと部会員で共同購入しており
より一層のロット化による
低価格購入を狙います

農家は、外部との情報が遮断され
やもすると、内部同士で利益を食い合い
不毛な不信感が増幅されている

私達の組織は
設立22年を迎え
設立時のメンバーは、現在三人のみ
その他は、新規加入か世代交代

昔からの
モロモロの事情は知らない世代は
過去の因習にとらわれる事なく
また、JAのルールに囚われることはなく
ほんとに有利な事は
みんなでやればよい

先日、ある大きな野菜グループの方と
JAの会議で意気投合し
一気に共同購入が決定した

同時に、JAも地域と品目の壁を越え
この作戦の新しい仲間が増えてきた

またひとつ、新しい事が出来そうな予感
次の一手は・・・!!??

PS
今朝のフジTV「目覚ましTV」見ましたか?
私達のオリジナル品種が紹介されました
長野アナウンサーが担当
浜松市役所、フジTVの皆様
ありがとうございました!!

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