花の価値(価格)は誰が決めるのだろう? ― 2005年08月11日 22時20分34秒
平成16年の主要切花単価(税前) ①キク類 ¥49 ②カーネーション ¥42 ③バラ ¥61 ④ガーベラ ¥26 ⑤カスミ ¥90 ⑥ラン類 ¥92 ⑦トルコ ¥115・・・・・ 花の市場ではその花の価格帯が大まかに決められて、価格変化時にはほとんど例外なく全てがスライドしていく。 おかしくないですか! 確かに天候要因が供給を左右し、いくら縦長の日本でもバラが少なくガーベラが多い場面は少ない、いくら人気品種が出てきても、その花の価格帯を越える場面はほとんど無い!ダリアが¥200で売れていても、大輪ガーベラが¥100を超える場面は無い! 「バラはバラだから、ガーベラはガーベラだから」と市場担当者は言います。 ほんとにそうですか?市場担当も花屋さんも、その品種の可能性を見出す前に都合よく値つけしていませんか? 私たちは毎年30%もの新品種を導入しています。 「その品目の隆盛は新品種の数で決まる」となにわ花いちばの奥田部長は言いました。その存在価値を多くの方にわかっていただき、品目を超えた品種の存在を認めてほしい!私たちは今年、花粉の発生の少ない品種を導入しました。その利用価値を皆さんで考えていただきたい!そして多くの方に自分好みのガーベラを発見してほしいと思っています。
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