日持ち保証販売プロジェクト2012年03月26日 21時30分25秒

札幌のフルーロン花佳の薄木さんが会長を勤める
農水省からの委託事業
日持ち保証販売プロジェクト
今年度の会議が先週終了しました

薄木会長や花き研の市村副会長たちが
頭脳を結集して、マニュアルを作り上げました
素晴らしい内容、実践で使える教本となりました

私は不肖の委員なので
5回の会議のうち2回参加
代理で杉浦栽培委員長が2回
欠席を一回しました

薄木さんは、自他共に認める
日本一の日持ちの研究家で実践者
JFTDはじめ全国各地で講演され
ショップでは、北海道産の日持ち保証販売
その研究と体験が生かされた
素晴らしいマニュアルが出来ました

私は、プロモ派であり
日持ち保証については
花屋さんがするべき事、という認識だったが
今回の会議や宇田先生の講演を聞き
まず、生産者が自分の生産物の日持ちを
しっかりリファレンステストして
それを広く広報するべきだと思う

それぞれの生産者の全ての品種
膨大なテストが必要だけど
それが日持ち保証販売の原点

スタートである採花日も必要
その上で
リファレンステストで、10日間以上日持ちしたモノの中から
花屋さんが選び
自信を持って日持ち保証販売
それが当然の流れだと思う

FAJのグッドタグなど、市場が独自でテストして
認証する制度もある

花屋さんは、マニュアル通り実践する事で
仕事の手順をもう一度チェック
無理、無駄を排除して
常に日持ちを意識した管理と販売

日持ち保証は、生産者のモノでもなく
花屋だけのモノでもない
流通業者を入れた
物流チェーンの中に存在する

次年度以降、この日持ち保証販売マニュアルが
大活躍することで
日本の花き業界が活性化することを祈っています!