アフター ザ 中国!!2006年12月26日 18時51分30秒


日経新聞に興味深い記事が・・・

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業務スーパーを展開する「神戸物産」は
賃金高騰、農薬問題など障害が増す中国での野菜栽培から
エジプトでの野菜栽培に乗り出す

ルクソール遺跡の近くに、3150万㎡の土地を購入予定
ナイル川沿いの肥沃な大地はトマト、タマネギに
独特の風味を与える
既に事業展開している中国は事業コストが上昇しており
エジプトのコスト安と湿気の少ない温暖な気候に目をつけた

既にエジプトの野菜、果実を日本に輸出している
ナイルインターナショナルとの協力事業を展開する予定
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ポジティブリストの発動以来、摘発された農産物は中国産のみ
元高、景気過熱、国内消費の増大等
その影響で中国からのネギ、シイタケなどは輸入が激減し
夏場以降の国産農産物の高騰要因となった

中国は安全基準が厳しく、景気回復の遅い日本輸出よりも
ロシア、ウクライナなどの資源国への輸出を増強

中国の次・・・・
野菜、魚、資源の輸入競争で苦戦している日本
民間企業は常に「その先」を考えている

国産農産物は「その先」を考えているのだろうか?
輸入の花は、マレーシアのスプレイ菊のように
国産品より評価の高いモノも出てきた

輸入圧力の少なくなっている日本
逆に言えば、輸出国からソッポを向かれ始めている日本

国産産地が攻勢をかけるのは「今」しかない
日本の花産地は、アメリカ化しないオペレーションを発動しよう!!

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